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子育て・好きなこと

心筋炎の記録(2)

CCUへの入院が決まり、恐らく心膜心筋炎と告げられ、ずっと付き添いもできないので、午後、帰宅しました。夫の両親や、家族にも連絡をし、会社にも報告をし、これからどうなるのか、不安でいっぱいでした。


しかし、息子はそんなことも知らないので、日常を回さないといけない。なんとか、ワンオペで、あれやこれや乗り切りました。


翌日、安定しているので一般病棟に移りますと。そこで、担当の医師から説明がありました。


心筋炎は、ある種、最も怖い病気です。
この1週間は特に注意が必要です。
急に心臓が止まることもあると、思っていてください。


と。そんなん言われても、、と、ただ不安が大きくなるばかり、検索しまくったり、病気について調べました。先生が言ってるのは、劇症型のことだと分かりました。劇症型になってしまうと、バルーンパンピングといって、大掛かりな装置で回復を待つことになると、知りました。ただただ毎日、息子の育児と、会いに行くことと着替えを持ち帰ることしかできませんでした。子ども、まだ1歳なのに、、と思いました。息子が生まれる前に保険を見直しておいたことも、精神的には多少救われました。


そして、1週間、
安定しているので、大丈夫でしょう
と言われました。


この間、特別な治療は無く、主に検査と安静にしているだけでした。まだ多少、咳は残っているものの、良くなってきていました。
夫は病室で、絵を描いたり、本を読んだり、暇だーと言ってました。。


MRI検査の結果、心臓の一部が傷ついていると、ウイルス感染からの心筋炎と断定。傷ついたところは、治らない、けれど心臓の機能に問題は無い。あんまり意識せずに過ごしてくださいと。


トータル9日後、退院となりました。


今回は、事なきを得ました。
胸の痛みは、命に関わることや、心筋炎という病気を始めて知りました。
小さい子どもや、夫と同じくらいの年齢で、劇症型を辿り、亡くなったケースもあることを知りました。
風邪のひとつ、侮ってはいけない。
今回は、生活が変わるタイミング、目には見えないけれど、ストレスがあったんだと思います。

あと、事前に大きな病院を受診していて良かったです。スムーズに受け入れていただけたのは、この行動があったからだと思います。


やはり、入院生活は体力も落ちるし、免疫力も落ちるなと思いました。。
前述した通り、まさか、息子の溶連菌が夫にうつるなんてね、、。軽度で回復し、これまた良かったです。


こうやって、思い出して書くと、日々の当たり前に感謝。人間、どんどん忘れてしまう。
私は今、育児で夫にアたってばっかです。。反省。